本のあお虫

突如として読書に目覚めた28歳子持ち主婦 / 本のためならどこまでも

毎日は書けない。図書館の女の子

毎日書こうとかいきまいてたのに、かけません☓

単純に忘れる。本やら漫画やらあれこれ読んだりラジオ聴いてたら自由時間はあっという間に終了です。出来る限り書きたいな〜くらいにしておこう

 

みなさんの住んでいる街には図書館がありますか?

私の住んでいるところにはちんまりしたいい図書館があります。ファミリータウンだからか子供向けの絵本棚とヤングアダルト棚がいくつもあってすごくいい。窓側の背の低い棚は伝記がずらり。海外の作家の本も意外に充実してる。

 

で、ここで働いている女の子(多分20代前半)がめっちゃいいんですよね

ちょっと呼ばれたりすると「はい、なんでしょう」相槌とかも「ええ、そうですね」ときちきち喋る。下の方の棚にしゃがみこんで本を入れるときも背筋が伸びていてそのままスッとしゃがんで、立ち上がるときもスッと立ち上がる。まるでロボットです。

私は「きちんと」が滲んでいる人を信用してます。当たり前になんでも大事にできる人だと思うから。

 

 

図書館でその女の子をみかけるとニヤッとしてしまう。たまにおじいさんに少し声を張って受け答えしてるとき苦手そうなところもいい。息子も彼女をみて一度ニヤッと笑っていました。

 

ささやかな目標なんだけど今年中に言葉を交わしてみたいと思ってる。

 

真子

英語が話せたら(読めたら)さぞかし楽しかろう

ここ2年くらいずっと英語が話せたらさぞかし楽しかろうという強いあこがれのような恨めしさのような何とも言えない気持ちをもてあましてる。

 

一通りの文法をおさえ、なんとか海外ドラマを英語字幕・音声で観れるくらいにはなってきたのだけどなんせネイティブと話す機会がない。なんなら家族意外の人と話す機会すらない。(バーン)発音の基礎がなってないものでとんでもない読み方をして夫に呆れられたりする。(ヴァバーン)

 

ということで自宅の本棚に並べられた英語の教科書や参考書などながめつつ今日は己の英語との関係についてじっくり考えてみよう。まずそもそも私は本当に英語を習得するつもりなのだろうか………

 

 

………………

 

(あっちゅーまに時はたち、夜になりました)

寝る前に今は亡き児玉清氏のエッセイ本「すべては今日から」をパラパラめくってみる。児玉さんがとんでもない本の虫で、読み方に節操がないらしく、好きすぎて待ちきれない海外のものは原書で読んじゃうらしいと何かのネット記事で読んだから好奇心がむくむく湧いてきてひとっ走り借りてきた。

「本の虫」といわれる人がどんな読み方をするのか、どんなものを読むのか。知るのは本当に楽しい。

 

あーこの本はいい本だ。まだ読み終わってないけどそれでもわかる!

児玉氏の本への情熱が最初の5行くらいでびしびし伝わってくる。ビックリマークがふたつ並ぶ(!! )この締めがとびきりチャーミング。そうそうわかるわかるとニヤニヤしながら読むのが楽しい素敵なエッセイ。

こういう本の話をしている本こそ知ってる作品が出てくると更に楽しくなるもの。

でも私は海外作品になると読むのがツラい(カタカナがやたらに並んだり、登場人物をファーストネームでよんだりラストネームでよんだりするところが気になってしまって………)とか言い訳して後回しにして見事にさけてきてるので全然知らない!う〜ん、もどかしい。

 

なんとここで英語の話にもどるんだけど(雑)もしかして児玉さんみたいに原書でスラスラ読めるようになれば逆に日本語で読むのとはまた違う面白みがあるんではなかろうか?なんていうワクワクが湧いてきた。英語に関して、ちゃんと考えてみるとなんなら別に話せなくてもいいような気さえしてきた。私がやりたいのは英語の文をスラスラ〜と読んだり、海外ドラマを字幕無しで観れたりのほうが価値が大きいのでは…。思わぬところで「あ、その目的のところ明確じゃなかったんだなあ」という気づき。

 やるべきなのはまずリーディングってやつでしょうか?!今流行の多読多聴でしょうか?!

 

いやぁ原書読むのめちゃくちゃ難しいってわかってはいるんですけどね。。。。

ああ、また私の英語への複雑なあこがれと恨めしさがァ・・・!

でも児玉さんが言ってる本、めっちゃおもしろそうなんだよなァ。

原書で読んでみたいな〜

 

真子

SNSに飽きた、読書にハマった

突然SNSに飽きた。今ではFacebookも退会、インスタグラムも放置、ラインも必要最低限のメッセージや夫家族と連絡をとるためだけのツールとなっている。そして去年まであんなに熱心にスクロールして一日中かじりついていたツイッターまでもが週に一回ぽつりぽつりとつぶやくのみとなってしまった。

 

SNSに飽きるのは危険だ。そんなことみんなが当たり前に解っていること。だっておとなになったら新しい友だちを作るのが難しい、だからこそ「繋がり」は一番大切にするものだ。しかも私主婦だし、昔からの友人はみんな県外に住んでいる。SNSに飽きるということは情報弱者になる。それに頻繁に会うことはないけど、なんとなくぼんやりつながれていた人にあなたのこと関心ありますよ〜てな風にサインも送れなくなる。SNSはこの生きづらい現代を孤独に過ごさずに済む、テクノロジーと偉大な技術者たちからの至高の贈り物なのに!

 

なのに飽きた。がっつり飽きた。というか正しく言えばあることに情熱が燃え上がっていてそっちに時間を使いすぎてSNSに割く時間すら惜しい。

それは読書だ!!

 

去年の妊娠中、どこにもでかけられなかった。どこかは差し控えるが私は辺鄙な場所に当時住んでいて、どこにでかけるのにも車が必要。車にのると吐き気を催し気分が悪くなるので仕方なく家で鬱々とすごした。そのときなんとなく家にあった本を読み始めると、アラ不思議とまらなくなった。始まりは売れっ子作家でテレビでみつけた西加奈子の短編、「炎上する君」をなんとなく買っておいてあったもの。それから家中をひっくり返してあらゆる本を読んだ。読んで読んで毎日本を持ち歩いて読んだ。そのうち自分がいかに読書をしてきていない人間かを痛感し古典もよんだ。読みまくった。そして気づいた。

 

知らないことが多すぎる

知らない世界がありすぎる!!!!

 

全然・・・・

 

全然孤独じゃない!

 

いや孤独なときもあるけどさ、育児疲れのときとか同じところで3回小指ぶつけたときとか(今日)何してんだとかも落ち込むけどさ・・・

 

ただ本のことを考えて、本を読んでいる時間は最高にわくわくして熱い気持ちが湧き上がってくる。この気持ち、このハマり、この熱。28年間生きてきて初めて体験する。

 

ということでブログ始めました。この先の人生が本とともにありますように。

そして面白い素晴らしい本に出会えますように。

 

何かの縁でひょっこりこのブログを訪れてしまったあなた。面白い本あったら教えてください!多分私全然知らないから!

 

真子