本のあお虫

突如として読書に目覚めた28歳子持ち主婦 / 本のためならどこまでも

SNSに飽きた、読書にハマった

突然SNSに飽きた。今ではFacebookも退会、インスタグラムも放置、ラインも必要最低限のメッセージや夫家族と連絡をとるためだけのツールとなっている。そして去年まであんなに熱心にスクロールして一日中かじりついていたツイッターまでもが週に一回ぽつりぽつりとつぶやくのみとなってしまった。

 

SNSに飽きるのは危険だ。そんなことみんなが当たり前に解っていること。だっておとなになったら新しい友だちを作るのが難しい、だからこそ「繋がり」は一番大切にするものだ。しかも私主婦だし、昔からの友人はみんな県外に住んでいる。SNSに飽きるということは情報弱者になる。それに頻繁に会うことはないけど、なんとなくぼんやりつながれていた人にあなたのこと関心ありますよ〜てな風にサインも送れなくなる。SNSはこの生きづらい現代を孤独に過ごさずに済む、テクノロジーと偉大な技術者たちからの至高の贈り物なのに!

 

なのに飽きた。がっつり飽きた。というか正しく言えばあることに情熱が燃え上がっていてそっちに時間を使いすぎてSNSに割く時間すら惜しい。

それは読書だ!!

 

去年の妊娠中、どこにもでかけられなかった。どこかは差し控えるが私は辺鄙な場所に当時住んでいて、どこにでかけるのにも車が必要。車にのると吐き気を催し気分が悪くなるので仕方なく家で鬱々とすごした。そのときなんとなく家にあった本を読み始めると、アラ不思議とまらなくなった。始まりは売れっ子作家でテレビでみつけた西加奈子の短編、「炎上する君」をなんとなく買っておいてあったもの。それから家中をひっくり返してあらゆる本を読んだ。読んで読んで毎日本を持ち歩いて読んだ。そのうち自分がいかに読書をしてきていない人間かを痛感し古典もよんだ。読みまくった。そして気づいた。

 

知らないことが多すぎる

知らない世界がありすぎる!!!!

 

全然・・・・

 

全然孤独じゃない!

 

いや孤独なときもあるけどさ、育児疲れのときとか同じところで3回小指ぶつけたときとか(今日)何してんだとかも落ち込むけどさ・・・

 

ただ本のことを考えて、本を読んでいる時間は最高にわくわくして熱い気持ちが湧き上がってくる。この気持ち、このハマり、この熱。28年間生きてきて初めて体験する。

 

ということでブログ始めました。この先の人生が本とともにありますように。

そして面白い素晴らしい本に出会えますように。

 

何かの縁でひょっこりこのブログを訪れてしまったあなた。面白い本あったら教えてください!多分私全然知らないから!

 

真子